[9/19/99]

Windows2000 プレリリース版。

 この約1カ月間、私のPC環境は目まぐるしいまでの変遷がありました。なにしろ主要パーツがほとんど変わっちゃったんですから・・・。

● Windows98 SecondEdition
 事の発端は Win98 の SecondEdition。
 早速アップデートCDをゲットして、作業に取りかかったまでは良かったんだけど、どういうわけか Win98 → Win98SE のアップデートが思うように行かず、結局クリーンインストールする羽目に。でもこの辺までは楽しかったんだよねぇ。
 都合4回ぐらいインストールを繰り返したかなぁ。やっと初期設定も納得して行うことができ、どうにか落ち着いたように思えたんです。

● 痛恨!BIOSアップ失敗。
 そこで余勢をかってマザーボードのBIOSアップにも挑戦したんだけど、なんとこれが大誤算。20数回目のBIOSアップ作業にして初めての失敗で、PCは全く起動せず、むなしくビープ音が鳴り響くだけの状態となってしまいました。
 前に使ってたAOpenのマザーはBIOSアップに失敗しやすいって話は聞いたことがあったけど、そっちじゃ全く問題なくって、比較的やさしいはずのGIGABYTEのマザーで失敗するなんて、なんとまあついてることか・・・。 お亡くなりになった GIGABYTE GA-5AX
 でも、ここで悲しんでたってどうしようもないので、一度は引退してもらったAOpenのマザーAX59PROに再登場願うことに。このマザーとGIGAのマザーじゃチップセットが違うので(VIAとALi)、PCを組み直すだけじゃなくてWin98の再インストールも必要なんです。
 さすがに、この辺でちょっと疲れちゃったなぁ。
 おまけに、PCIスロットの数が1本少ないため、佳境に入ったペナントレースをチェックしようと導入したTVチューナー&キャプチャーカードをはずさなきゃいけなくなってしまいました。えーん、悔しいよぉ。
 BIOS復活サービスに持ち込んだGIGAのマザーの方も、なんでもフラッシュ・ロムの形状がショップのBIOS書換器にあわないとかで返されちゃうし、もう踏んだり蹴ったりですわ。

● ABIT BH6 + Intel Celeron 300A
 えーい、こうなりゃ、マザーボード、もう1枚買っちゃうか、それでもってどうせついでだからCeleronにでも乗り換えてみるか、てなことになっちゃいますよね。(ちょっと無理があるかな ^_^; )
 で、ABITのSLOT1マザーBH6(新リビジョン!)とCeleron300A(PPGA版)を早速ゲット。Celeron300Aはお約束の450MHzにクロックアップです。
 うーん、さすがIntelです。極めて安定してるもんね。かえってつまんないぐらいです。
 これは良くない傾向です。クロックアップとか改造とかに成功すると、必ず欲が出てきて更なるパフォーマンスアップを目指したくなっちゃうんですよねぇ。トホホ者の悲しい性とでも申しましょうか・・・。

● Diamond StealthV S540 (S3 Savage4 PRO+)
 川の流れが高い方から低い方へと流れるように、ごくごく自然に、この際ビデオ・カードも最新のものに交換してみようかなと考えてしまったんです。
 Matrox Millenium G200 ユーザーの私にとって、次はG400って心に決めてたんだけど、物欲の前にそんなのあっさりとどこかに行っちゃうのは、XPERT128 を購入した際に実証済みです。
 財布の中身と相談して、今回は S3 の Savage4 を搭載したカードを探すことにしました。まだまだ高いG400に比べ、S3 の Savage4 というチップ、すっごくコストパフォーマンスが高いんだよ。
 そして、この Savage4 を搭載した Diamond の StelthVS540 だったらドライバも日本語だし、第一 VRAM32MBで1万円そこそこなんて、うーん、これは絶対買いだよね。 Diamond StealthV S540
 願ったりかなったりのやつがみつかったので、早速こいつもゲットして、手順どおりセットアップを行いました。作業は何事もなく無事完了。色合いも結構くっきりしてるし、ゲームも問題なく動くし、やれやれこれで本当にひと段落か、なんて思いでナイターでも見ようとチューナーソフトを起動させると・・・。
 あれれっ。音は聞こえるけど画像は静止したまま全く動かないぞ!?
 おーい、いいかげんにしてくれよぉ。ナイターがみたいから、PCIスロットが5本あるマザーボードをわざわざ買ったんじゃないかよぉ。
 あとからショップの人に聞いたところによると、Savage4、なんとキャプチャーカード系と相性悪いんだって!なんでもっと早く教えてくれないんだよぉ。でも、トホホの神に祝福された者にとって、こういう出来事、当然といえば当然ですよね。まあ、システムは安定してるし、パフォーマンスはアップしたんだからそれはそれで良かったんだけどね。

● Windows2000 プレリリース版
 と、いうことで、ここからが本題のWindows2000プレリリース版(ベータ3)の話題です。
 Microsoftのベータテスト・プログラムに応募し、Windows2000のベータ版をゲットしましたので、こうして再構築した環境に早速Win2kProをインストールしてみました。 Win2kのキットです。
 セットアップはCD-ROMから起動できるので、40分ほどで作業は終了です。Win98なみのプラグ・アンド・プレイを実装しているので、拡張カードもあっさり認識しました。(もっとも、サウンドカードはSoundBlaster PCI512っていうのを使ってたんだけど、どうしてもうまく行かないのでポピュラーなPCI128に交換しましたが・・・。)
 まだあんまり使ってないのでよくわかりませんが、見た目は一層Win98ライクになってます。Win98のときもベータ版をゲットして正式発売までしばらく使ってましたが、同じベータ版とはいえ今回の方が安定しているようです。周辺機器の互換性はよくわかりませんが、Win98/NT4.0で動くソフトはほとんどOKのようですよ。
 Win2kの正式版は来年始めぐらいとのことなので、それまでしばらくの間Micrsoftに協力してβテストを行います。結果はこのコーナーでも報告しますので、よろしくお願いしますね。
 あー、それにしてもくたびれた。ふぅー。