愛用中の3Dグラフィックボード、メルコTGP-VR4のWin95用ドライバがアップデート。

と、いうことで、早速DLし、インストールしたのですが、これがとんでもないトホホな結果だったっす。

何度やっても、Windowsを再起動させるところでハングアップ。手順は間違っていないはずなのになぁ。
思いあまってメルコのサポートに電話してしまいました。受話器の向こうのかわいい声はひとこと「それはIRQのリソース競合ですね。」

うぅ〜ん。とうとう私も蟻地獄にはまってしまったのね。今まで、周辺機器を増設してきても、何もなかった私がラッキーだった訳か。

デバイスマネージャを調べてみると、今は使っていない内蔵14.4Kモデムのせいで確かにIRQの空きはなし。でも、これって、前にもチャレンジしたけど、PnPで認識しちゃうから、どうしてもとれないんですよね。

結局、ケースのカバーをあけて、電源の下に隠れているモデムをはずす荒療治に。
物理的にとってしまえばＯＫで、IRQもひとつ空いたのだけれども、ところがどっこい、やっぱり起動時にハングアップします。以前のドライバに戻せばちゃんと起動するのにぃ・・・。

メルコさん、何とかしてくれよぉ、ということで再度TEL。ここでとんでもないことが判明してしまいました。

正常に動いている（はず）のドライバでも、デバイスマネージャでTGP-VR4のプロパティを見てみるとリソースのタブが表示されないのですよね。
前からそのことには気づいていたのですが、そういうものだと特に疑問は抱かなかったのです。

ところが、メルコ・サポートの岡野嬢によれば、そんな現象は聞いたことがないとのこと。
じゃあ、うちのTGP-VR4はささっているだけで動いてはいなかったわけ？うぅ〜ん。なんだか訳が分からなくなってきたぞ。やっぱり蟻地獄だぁ。

とうとう、我がTGP-VR4くんは、メルコさんへ里帰りし、身体検査を受けることになりました。
結果発表は３日後。結構ドキドキして待っていたのに、どこにも異常はないってさ。

やっぱFMVか。

でもそれで片づけてしまうには口惜しいので、スロットを替えてみたり、PnPを無効にして無理矢理IRQを割り当てたりして、もう一度チャレンジしてみましたが、やっぱり、起動時にハングアップしてしまいます。

とうとう私も悟りました。

今まで使っていたドライバでは普通に起動もするし、特に不具合もなかったのだから、正常に動いているものと信じることにしよう、と。信じる者は救われるって言うじゃないですか。

それにしても、メルコ・サポートの岡野嬢、とっても親切な方で一度にファンになりました。どうもありがとうございました。

これで一週間は楽しむことができた、と喜んでいる私はやっぱりトホホ者でしょうか。(^_^;)