[9/29/2000]

ドメインをめぐるお話。

 ちょっと旧聞に属するのかもしれないけれど、先日、よくのぞくサイトにこんな話題が掲載されていました。
 曰く、「日本のJPドメインを管理する社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は9月1日、「汎用JPドメイン名に関する方針(案)」を公開し、意見を募集した。従来、JPドメインは「CO」「OR」などの第2レベルドメイン(SLD)により細かく管理されており、1組織は1ドメインまで、日本在住の必要あり、売買禁止、などの制限があった。また、ブランドドメイン(商品名やイベント名などのドメイン)なども直接的には認められておらず、COMドメインなどを取る必要があった。今回の案はこれらの制限を取り払った、いわば「なんでもありドメイン」。さらに、日本語ドメイン名も導入する。ドメイン名は属性区分を除いた「.jp」の形式となる。なお、従来の形式のドメインも存続する。」というものです。
NUドメイン登録所
NUドメイン登録所

 そうなのかぁ。いよいよJPドメインも自由化されるのかぁ。
 インターネット上の住所にあたるドメイン、ホームページの運営を続けていけば、自分独自のものが欲しくなるのは極めて自然なことです。mimimi gallery も最初はプロバイダーのサーバー内にあったのですが、平成11年6月、南太平洋のニウエ国NICの日本総代理店であるクロサワネットさんを通じて、現在の mimimi.nu というドメインを取得したのでした。
 もちろん、日本人だし、日本語のサイトだし、できればJPドメインが欲しかったことはいうまでもありません。(もっとクールなCOMドメインという手もありましたが。)
ニウエ国NIC
ニウエ国NIC

 しかし当時のJPドメインは、取得手続きの複雑さや価格の高さから、mimimi gallery のような中途半端なサイトにとても手が出せるようなものではなかったのです。
 それが原則自由化ということなんだから、変われば変わるものですよねぇ。きっと格安で取得の代行をしてくれる業者さんが登場するんだろうなぁ。
 いまさら mimimi gallery のドメインを変更する気はさらさらありませんが、ちょっと気になる話題ではありますよね。